野球選手のイップス 神戸市中央区のY君
Y君は高校1年の野球選手です。中学2年生の時、一
度、肘を痛めたことがあったそうですが、今回、高校
の野球部に入ってから、投球練習中に、先輩から「ど
こに投げてるんや」と一言言われ、以来、ボールが投
げられなくなったとのこと。
それから、いろいろな治療を受け、遠投は出来るよう
になったものの、それ以外は無理、なのでピッチャー
としての投球が出来ないと来院されました。
先輩の一言が心の傷となったイップスのようです。
そこでまず、筋肉・骨格の調整、そして、IRT(インジ
ュリ・リコール・テクニック)と感情ポイントのテク
ニックで心の傷の緩和。
そして、少しだけ投球フォームの改善を行いました。
現在、3回目の治療で、調子のいい時の5~7割ぐらいの感覚で投げられるようになったということです。