全日本ウエイト制空手道選手権大会(副院長より)
6月6日、7日に大阪府立体育館で行われた『全日本
ウエイト制空手道選手権大会』がありました。
この大会は11月に行われる『第11回全世界空手道
選手権大会』の日本代表選手最終選抜戦です。
この大会には、いつも体調管理のために施術させてい
ただいている選手たち、軽量級に松岡朋彦選手、亀井
元気選手、中量級に間瀬場亮選手、軽重量に、中村昌
永選手が出場しましたので、そのセコンドとして、ス
タッフの岸本君と、参戦してきました。
試合前には、苦手意識を緩和させるテクニックIRT(イ
ンジュリ・リコール・テクニック)をし、筋肉調整
や、目の動きの確認をして、選手たちを送り出しまし
た。
結果、亀井選手、松岡選手は、3回戦で敗退。間瀬場
選手、2回戦で敗退。
残念。
中村選手は、見事、軽重量級で優勝を果たし、11月
に行われる世界大会の切符を手にされました。
でも、中村選手は、1日目からずっと足がダルい、
足が重いとずっと口にして足の筋肉調整をしてくれと
試合前まで言っていました。
僕の中では、初戦で緊張しているのかなとしか思わなかった
のですが、2日目も朝から足がダルい足が重いとずっと口に
しており、2日目の初戦はなんとか勝ちましたが、いつもの
動きがまったくできておらず、正直負けるかと冷や冷やしま
した。
試合が終わり、すぐに治療に入りましたが、同じ治療をして
も足のダルさや重さが取れないと思い、今度は治療内容を変
えてみました。
まず脳脊髄液の流れをよくするために頭蓋の動きを見て、仙
骨の動きをつけて、流れをよくしてみました。
後は、IRT(インジュリ・リコール・テクニック)を。
結果、次の試合では、見違えるように体が動き、いつもの動
きに戻りました!
あとは、試合をやればやるほど体に切れが出てきて、ご本人も足のダルさがなくなりましたと言ってくれ、僕も一安心しました。
中村選手、優勝おめでとうございます。
次は、11月の世界大会優勝目指して頑張ってほしいです!