腰痛(脊柱管狭窄症) 神戸市須磨区のAさん
Aさん78歳、女性の方です。趣味で長年、歌を習って
おられるそうです。
最近、腰から足にかけて、腫れぼったく痺れがあると
来院されました。整形外科では、MRIで検査した結
果、脊柱管狭窄症の診断を受けられているとのこと。
それと内科的には、甲状腺ホルモン低下症の持病も。
一人暮らしをされているということで、歩けなくなる
と日常生活が出来なくなる、ということを心配されて
いました。
早速検査すると、頭蓋と骨盤が右上がりに変位していましたので、骨盤を調整し体全体のバランスを調節。そして、変位している部分の椎骨の調整。
あと、甲状腺ホルモン低下症の持病もあるので、ホルモンのバランスを調整するべく、QAテクニックの副腎皮質ホルモン調整をしていくと、徐々にですが、症状が軽減してきました。
※甲状腺ホルモン低下症…甲状腺機能が低下すると、全身の代謝が低下し、体の様々な機能が低下します。精神機能の低下で、無気力、眠気、記憶障害など。消化器官の運動低下で便秘など。心臓機能の低下で、脈が遅くなるなど。あと、皮膚が乾燥したり、髪の毛が抜けたり、声がかすれたり、体重が増加したり。また疲労感もよくみられ、動きが鈍くなったりします。
※脊柱管狭窄症…主に、加齢による退行変性で、椎骨と椎骨の間隔が狭くなり、椎間板が変形し、その間を通っている神経に触れ、それが原因で、痺れや痛みを起こします。