極真空手全関西大会試合後インタビュー (副院長より)
試合後に松岡選手に今回の試合についてや今後の目標のことなど、お聞きしました。
石田「今回の試合でよかったところは?」
松岡「新たなる組手スタイルを確立すべく、4月から試合で試しています。6月の全日本ウエイト制では
突きに力が入り過ぎ、蹴りも少なかったのですが、今回は少し力が抜け、威力も上がり、蹴りも出
ていました。大会後、全くダメージが無かったのもよかったです。」
石田「それでは、悪かったところは?」
松岡「決勝戦は普段から稽古している若手が相手、しかも優勝がかかっているということで、試合前に
「絶対に負けられない」、試合中に「準優勝ではなく優勝したい」と思ってしまった所が反省点で
す。それにより、自分がやるべき事をするというよりも、負けないようにと守りに入ってしまい、
それが準決勝までの動きができなかった原因であると思います。あとは、いつもながらですが、ラ
ストのラッシュに対する対応が課題です。」
石田「いつも石田カイロでは、IRT(インジュリ・リコール・テクニック)を受けていただいていますが、今
回は、苦手意識についてはどんな感じだったでしょう?」
松岡「IRT(インジュリ・リコール・テクニック) により、今回はいつも以上に落ち着いて戦えました」
石田「今後、何を目標としていますか?」
松岡「現在の極真空手の大会は、試合レベルの向上と比例して、良くも悪くも「試合に勝つ為の動き」
「極真ルールに特化した技術」になっていると思います。それとは逆に、自分の目指す空手像を追
求し、その空手スタイルで現在のレベルの高い極真空手の大会で勝ち、技術を証明する。それが今
後の目標です。」
石田「ありがとうございました。」