起立性調整障害 神戸市北区のWさん
起立性調整障害は、自律神経失調症の一種で、身体症
状としては、めまいや立ちくらみなど、精神的症状と
しては、過換気症候群や不安障害などがあり、主に思
春期の女子に多くみられると言われますが、大人の方
にも起こる症状です。
神戸市北区にお住いの主婦Wさん77才。高血圧の薬
と不安神経症の薬を定期的に飲まれています。
数年前から定期的に治療に来られていて、これまで、
症状としては、ふくらはぎの痛みや腰痛がありまし
た。特に、10数年前に亡くなられたご主人に関連する行事(墓参りなど)の前後に強い症状があるようでした。
それが、1ヶ月ほど前から、立てなくなるほどひどい目まいがあり、腰に鋭い痛みもあるとのこと。夜寝られないので、導眠剤も服用していたそうです。目まいに関して、レントゲンやMRIで検査したそうですが、どこにも異常はないと言われたそうです。それでも目まいがあり危ないということで、外出が出来ず、石田カイロにも1ヶ月間来れませんでした。
でも、それではいけない、と幾分調子のよいある日、
タクシーで石田カイロまで来ていただきました。
これまでのWさんの症状の傾向から、きっと精神面が
強く影響していると推察し、まず不安になっている神
経的障害を緩和するIRT(インジュリ・リコール・テク
ニック)を施してみました。また漢方も併用。今回
は、桂枝加竜骨牡蛎湯を使用しました。また、眼球の
動きが悪くなっていたので、赤白の縦じまのドラムを
使って視神経を刺激。
目まいや腰痛などの症状は、軽くなっていきました。