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頚椎椎間板ヘルニアが原因の歩行困難

72頸椎椎間板ヘルニアが原因の歩行困難  Oさん(68歳)が最初に施術に来られたのは、10年以上
  前です。

  当初は、神戸市内の会社にお勤めで、1週間に一度の
  割合で来られていましたが、数年前に定年退職され、
  今は県外の自宅から2週間に1度のペースで施術に通
  っていただいています。

  当初から重度の頚椎椎間板ヘルニアがあり、歩くとき
  にヨタヨタとした感じでした。病院からは、これ以上
  悪くなったら手術と言われ、ご本人は、このままでは
  歩けなくなるのではないか、と心配されてしましたし、施術も直接アジャストは危険なので出来ない状況で、現状保全を目指した全身治療をしていました。

 以来、定期的に施術させていただいたおかげで、症状は悪化することなく、現在に至っています。

 ただ、歩行時のヨタヨタした感じに変化は現れていませんでした。

 ところが最近、施術時に毎回行う筋力検査(カイロプラクティックの診断)が、特に良くなってきていましたので、ひょっとすると、ご自分の歩き方のイメージが長年の習慣で、脳の中にイメージとして残っているので、今に至るも歩き方に変化がないのではないか、と思いつきました。

 そこで、IRT(インジュリ・リコール・テクニック)と二軸歩行による歩行指導をしたところ、ヨタヨタした歩き方からしっかりと安定感のある歩きに変わってきました。