負傷がもとで発症したイップス
以前股関節を負傷して、投球するたびに負傷個所が痛むので、長
い間、練習を休んだ高校野球の選手がいました。
そして、外傷が治った後も、その場所が痛んだ記憶が神経の奥底
から消えずに、以来、負傷前のような投球ができなくなったそう
です。こういった選手は、たまにいて、これはスポーツ障害がも
とになったイップスです。
たまたまトレーニング指導で出かけたグランドで、その選手に、
出来る範囲内でのキャッチボールをさせながら、IRT(インジュ
リ・リコール・テクニック)の施術をしていきました。
すると、何度か繰り返すうちに、キャッチボールや外野からの返
球も出来始めました。